Gammaは、就活のスライド作成を「白紙から悩む作業」から「叩き台を直す作業」に変えられるAIツールです。ただし、評価されるのはAIが整えた見た目ではなく、あなたの経験、考え、根拠、話し方です。就活の発表資料では、Gammaに丸投げせず、構成案を作らせて本人が中身を詰める使い方にしてください。
この記事でわかること:
- Gammaで就活スライドを作る30分手順
- AIに任せてよい範囲と、本人が必ず直す範囲
- 自己紹介・インターン課題発表に使えるプロンプトと提出前チェック
Gammaで就活スライドを作る30分手順
まず、就活向けの使い方は次の流れです。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 0〜5分 | 発表目的、時間、聞き手、評価される点をメモする |
| 5〜10分 | Gammaに構成案を生成させる |
| 10〜20分 | 経験・数字・根拠を自分で差し替える |
| 20〜25分 | 話す順番と1枚あたりのメッセージを整える |
| 25〜30分 | 事実確認、個人情報、企業ルールをチェックする |
最初に決めるのはデザインではありません。「誰に、何を、何分で伝えるか」です。長期インターン選考の自己紹介なら、見られるのは人柄、再現性、職種との接続です。課題発表なら、課題設定、根拠、打ち手、実行可能性です。Gammaに入れる前に、この評価軸を1行で書いてください。
目的: 長期インターン選考の5分自己紹介
聞き手: 人事担当者と現場社員
評価される点: 経験の具体性、行動の再現性、営業職への接続
制約: スライド5枚以内、個人情報は入れない
このメモがないまま「自己紹介スライドを作って」と頼むと、見た目は整っていても、誰でも言える資料になります。
Gammaに任せること、本人が直すこと
AIスライド作成で失敗する人は、任せる範囲を間違えます。Gammaに向くのは、構成、見出し、視覚的な整理です。本人がやるべきなのは、事実と判断です。
| Gammaに任せてよいこと | 本人が必ず直すこと |
|---|---|
| スライドの構成案 | 経験の事実、数字、時期、役割 |
| 見出しの言い換え | 自分の価値観、意思決定の理由 |
| 図解やカード型レイアウト | 企業・職種との接続 |
| 文字量の圧縮案 | 参考にした情報の出典確認 |
| PPTXやPDFへの出力 | 面接で質問されたときの説明 |
2026-07-08時点でGamma公式料金ページを確認すると、無料プラン、有料プラン、カード数、PDF/PPTX/PNG/Google Slidesへの出力などが案内されています。ただし料金や上限は変わりやすいため、この記事の数字を固定情報として扱わず、利用前に必ず公式ページを確認してください。無料枠で足りるか迷う場合は、まず1本だけ作って出力形式とブランド表示の扱いを確認するのが現実的です。
自己紹介スライドのプロンプト
自己紹介スライドは、きれいな自己紹介ではなく「この人は何を再現できるのか」が伝わる構成にします。次のプロンプトをGammaに入れる前の素材整理として使ってください。
就活の長期インターン選考で使う5分自己紹介スライドを作ります。
スライドは5枚以内。聞き手は人事担当者と現場社員です。
目的:
- 私の人柄ではなく、行動の再現性が伝わる構成にする
- 営業職に向いている根拠を示す
- AIが事実を補わない
素材:
- 大学2年から飲食店でアルバイト
- 新人教育を担当し、研修チェックリストを作成
- 3カ月で新人の独り立ちまでの期間を平均14日から10日に短縮
- 相手の理解度に合わせて説明を変えることを意識した
出力:
1. スライド5枚のタイトル
2. 各スライドで伝える1メッセージ
3. 入れるべき数字
4. 話す原稿の要点
5. 面接で深掘りされそうな質問
この出力をそのままスライド化する前に、数字と役割を確認してください。平均14日から10日という数字が記録に基づくのか、体感なのかで表現は変わります。記録がなければ「体感で短くなった」ではなく、「新人ごとに進捗表を作り、初回説明の抜け漏れを減らした」のように行動へ寄せます。
自己紹介の素材がまだ固まっていない場合は、自己PR AIプロンプトや志望動機AIプロンプトで先に経験を掘ってからスライドに移すほうが安全です。
インターン課題発表のプロンプト
インターン選考では「ある商品の若者向け施策を提案してください」「地域課題を解決する新規事業を考えてください」のような課題発表が出ることがあります。この場合、Gammaにいきなり完成スライドを作らせるより、骨子を作らせて根拠を自分で足します。
インターン選考の課題発表スライドの構成を作ってください。
課題:
【企業から出された課題文を貼る】
制約:
- 7分発表、スライド7枚以内
- 事実と推測を分ける
- 企業名、統計、料金などの事実は必ず出典確認が必要と明記
- ありきたりな「SNS活用」だけで終わらせない
- 施策は実行主体、対象者、期待効果、リスクまで書く
出力:
1. スライド構成
2. 各スライドの主張
3. 追加で調べるべき一次情報
4. 弱い仮説
5. 質疑応答で突かれそうな点
課題発表で一番危ないのは、AIがもっともらしい市場データや企業施策を作ってしまうことです。Gammaの生成結果に数字が出たら、企業の公式ページ、官公庁、信頼できる調査会社の資料で確認します。根拠が取れない数字は削ります。情報収集の入口はPerplexity就活使い方や企業研究AIプロンプトと組み合わせると効率的ですが、最終確認は一次情報に戻してください。
スライドは「1枚1メッセージ」に直す
AIが作るスライドは、見た目が整う一方で、1枚に情報を詰め込みすぎることがあります。就活の発表では、聞き手が面接官であることを忘れないでください。1枚を見た瞬間に、何を伝えたいかわかる必要があります。
チェック観点は5つです。
- 1枚に主張は1つか: 「経験」「成果」「学び」が同じ枚に混ざるなら分ける
- 数字は根拠を説明できるか: 面接で「その数字はどう測ったの」と聞かれて答えられるか
- 見出しが結論になっているか: 「アルバイト経験」ではなく「新人教育を標準化し、立ち上がりを短縮」
- 図が主張を助けているか: 装飾だけのアイコンや画像は削る
- 自分の言葉で話せるか: AIっぽい抽象語を普段使う表現に直す
見た目が良い資料ほど、話す側の理解が浅いと落差が出ます。スライドは台本ではなく、話を支える地図です。スライドに書かない補足を自分で説明できるかを確認してください。